蓄電池の基礎知識

蓄電池で元が取れる可能性はある!家庭用蓄電池で初期費用を回収する方法3選

蓄電池で電気代は安くなるけど、浮いた電気代で蓄電池の代金は回収できるなら購入を考えてる人もいると思います。

果たして、元は回収できるのでしょうか。

蓄電池の初期費用は10年以上で回収できる可能性があります。



蓄電池の機種代金は回収できる可能性はあります。

蓄電池を10年以上稼働させれば元がとれる可能性はあります。

しかし、蓄電池を使うならこの設備がないときびしいかもしれません。

蓄電池の元を取るために必要な設備や方法はこの3つ

蓄電池の初期費用は蓄電容量にもよりますが、高額商品です。

しかし、以下の設備や手法を用いれば初期費用は回収可能です。

3つの方法がありますが、どれかが欠けてもダメだと思います。

どれも大事な事なので蓄電池購入の方は是非ご参考にしてみてください。

①太陽光発電設備がある

自宅に太陽光発電システム(ソーラー発電)が付いている事が大前提になってきます。

日中はソーラーパネルで発電した電気を使用しつつ、余剰分を蓄電池に溜めて、ソーラーが発電しない夜に、蓄電池に溜めておいた電気を使用します。

極力、電力会社から電気を買わないような工夫をすることが大事です。

②夜間の電気代が安いコースを選ぶ

電力会社さんによってはかもしれませんが、

夜間の電気代が安いコースがあります。

東京電力を例にあげると

「夜トクプラン」というプランがあります。

これは夜間の電気料金が安くなるプランで、下の表を見てみてください。

プラン名昼間の電気代夜間の電気代
夜トク8(23:00~7:00)¥42.8/kWh¥31.84/kWh
夜トク12(21:00~9:00)¥44.36/kWh¥33.53/kWh
夜トク8は8時間・夜トク12は12時間の間だけ夜間電気料金が安くなるという意味です。

1/kWhあたり10円以上も違いがあります。

この差はかなり大きいです。

1/kWhって???

「1kWh(キロワットアワー)」は、電気の使用量を表す単位です

電気料金=消費電力量(kWh)×目安単価(〇〇円/kWh)で計算します。

例えば、1,000Wのドライヤーを10分使った場合の電気代を夜トク8の金額で算出してみましょう。

【昼間】

1,000W=1kW
1kW×(10÷60)時間×42.8円=7.1円

【夜間】

1,000W=1kW
1kW×(10÷60)時間×31.84円=5.3円

2円近く違います。

あまりありませんが、1時間に変換すると約11円ほどの差額になります。

ドライヤーは1時間使わないとしてもエアコン・テレビ・照明・冷蔵庫などをすべてまとめて1ヶ月に換算するとかなりの差になってきます。

そのチリツモが1年・10年となるととてつもない金額になるわけです。

太陽光発電があるなら日中の電気料金が上がったとしても太陽光発電に電気を賄ってもらえば0円なので問題ありません。

③初期費用を徹底的に抑える!

蓄電池の初期費用を徹底的に抑えるようにすれば、元を取るのはかなり近道になります!年単位で回収が短くなる可能性があるので大事です!

同じものでも片方は100万円、もう片方は90万円なら安い方買いますよね?

同じものをわざわざ高く買う必要はないわけです。

しかし、実際なじみがない蓄電池の相場ってご存じですか?適正価格を知らないと損します。

蓄電池は容量や性能によって大きく金額が変わります。

年々本体価格はこなれてきていますが、世界情勢で変動するリスクはありますね。

蓄電池の購入には補助金もあります

蓄電池の購入に関して国や地方自治体から補助金が出ています。補助金を使えば全額ではありませんが蓄電池の購入がかなり楽になりますので補助金の活用は蓄電池の購入は必須です。しかし、時期によっては補助金が終わっている可能性もあるので注意が必要です。

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蓄電池は永久に使えるわけではない

蓄電池は永久に使用し続けられるものではありません。

長い目でみると消耗品と言わざるをえません。

あくまで目安ですが、蓄電池の寿命は15年程度と言われています。

使い方や予期せぬ故障もあるやもしれません。

その結果、蓄電池を買い替える必要があったりすると元は取れない可能性もあります。

家庭用蓄電池の初期費用の抑え方は



蓄電池の初期費用をどうやって抑えるのか!

それは「蓄電池の見積」を「複数社」から取る相見積もりを取る事がとても重要です。

でも、住んでる場所の近くに蓄電池の工事してるところがあるのか知らないし、探すのがめんどくさいですよね!

蓄電池の一括見積「タイナビ蓄電池」がおすすめ

タイナビ蓄電池なら、めんどくさいことは全部飛ばして簡単に複数社から見積が出てきます。

しかも、対面はちょっと嫌だなという方向けにも電話やメールで見積を受け取れるサービスもあります。

正確な見積金額が知りたい場合は、自宅に来てもらい設置してある太陽光発電や、設置面積なども見てもらう必要があります。

蓄電池の無料一括比較サイト【タイナビ蓄電池】

蓄電池は沢山の種類があるので自分に合う機種選びをしないとダメです

蓄電池といっても数はホントにたくさんあります。

金額と直結するのは、蓄電池の「容量」です。どのくらいの量を蓄電池に溜めておけるのかで値段が変わります。

当然、容量が大きい方が高いです。また、蓄電をを組み合わせて増やせたりできるものもありますので、自分や家族の生活スタイルに合った容量を選ぶのが最も大事です。

初期費用を抑えたいからと言って小さい容量を選ぶとかなり後悔すると思いまうので注意が必要です。

まとめ

家庭用蓄電池の元を取るには

・太陽光発電システムが付いている

・夜間電力が安いプランに変更する(日中は太陽光発電で賄う)

・蓄電池の購入費用を抑える

です!

蓄電池は自分に合った機種を選定し、相見積もりを取り安心して工事を任せられる安い業者さんとお取引することが大事という事です。



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