蓄電池の2024年(令和6年)の国から出る補助金がついに発表されました。
昨年は大盤振る舞いだった補助金ですが、今年はどうなのでしょうか。
目次
2024年2月時点の蓄電池の補助金は「子育てエコホーム支援事業」のみ!
去年の2023年(令和5年)の蓄電池の補助金は4つあったんです!
- こどもエコすまい支援事業
- 電力需給ひっ迫等に活用可能な家庭・業務産業用蓄電システム導入支援事業
- 蓄電池等の分散型エネルギーリソースを活用した次世代技術構築実証事業
- 経済産業省及び環境省による戸建ZEH補助事業
今年はどうなのか!
現時点で2024年に決定している補助金は「子育てエコホーム支援事業」のみです。
今後補助金は増える可能性はあるのでもう少し待ってみたいと思います。
カーボンニュートラルに向けて、蓄電池は国が推進している事業になるはずです。補助金もさらに出るようになればと思います!
蓄電池を設置することによって、カーボンニュートラルへの取り組みに貢献できます。車も電気自動車になることによって大幅に排気ガスが無くなる見込みもありますよね。
また、昨今の大地震の災害や停電時などので政府も補助金を促している見込みがあります。
しかい、今時点では「子育てエコホーム支援事業」のみの補助金申請となっております。
子育てエコホーム支援事業で蓄電池の補助金は1戸あたり64,000円。
子育てエコホーム支援事業とは
- 子育て世帯:18歳未満の子を有する世帯
- 若者夫婦世帯:夫婦いずれかが39歳以下の世帯
その中で蓄電池は一戸あたり¥64,000となっております。
※リフォームは世帯の属性を問わず請負契約を締結した方が対象になる為、子育てしてなくても若者でなくても申請できるのでご安心ください。
1戸なので2世帯住宅でも1戸とみなされますので注意が必要です。
子育てエコホームの補助金はどのタイミングでもらえるの?
子育てエコホームの補助金は、工事が完了してだいたい2ヶ月後ぐらい後です。
工務店さんが補助金の申請を出せるのがリフォーム工事が終わってからになります。
そしてだいたい1ヶ月半~2ヶ月後ぐらいに国から工務店さんにお金が入ります。
補助金分の費用は建て替えか
補助金が貰えるタイミングがそんなに遅かったら工事代金は先に自分で負担しないといけないじゃないか!
と思いますが、補助金の受け取り方は2パターンあります。
①代金を先払いし、後で工務店から補助金をもらう方法
②契約代金に充当してもらう方法
補助金を契約金額に充当してもらえるなら、実質的なお金の出費は抑える事ができるかもしれませんね!
ここだけの話(流通業者の豆知識)
子育てエコホーム支援事業に限らずですが、リフォームの場合工務店さんに工事を依頼するのが普通です。しかし、工務店さんに材料を販売している「流通業者」にも工事を依頼したり材料を購入する事ができるんです。
その場合、地域の販売店にもよりますが工務店さんから買うよりかなりお安く購入できる可能性が高いです。
商品の流れはメーカー→商社→問屋→販売店→工務店のケースが多いです。
メーカー・商社・問屋は個人への販売はありませんが、販売店は個人にでも販売します。
工務店さんの存在もあるので工務店さんと同じ価格になるかは不明ですがかなり安く買える場合もあります。
また、販売店は横のつながりも多いので、電気屋さん・水道屋さん・サッシ屋さん・大工さん・タイル屋さんなどの知り合いが多いです。
その為、ここだけの話ですが工務店さん抜きで工事が完了してしまう事がよくあります。
見積など見せて頂くとかなりの差額があったなんて事もありました。
私からしたら、もっと見積高くしておけば良かった!と思う事も多いのですが、安く工事できるならそれでもいいかと思って工務店さん出しと同じ価格で出しています。ここだけの話ですよ!(笑)
工務店さんにばれたらもう材料買ってもらえないかもしれないのであまり大きく言えませんが。。。
あまり販売店などは表に出てこないので調べるのも大変ですが、あなたの住んでる地域にも必ずありますので興味があれば探してみてください。
販売店に依頼しても補助金が貰えるケースはある
補助金は申請した事業者が対象なので販売店も申請すれば補助金を扱えます。実際私が働いている会社も補助金を扱えます。
知り合いのサッシ屋さんのお友達はサッシ屋さんに補助金申請してもらって、家全体で200万円のサッシ(窓)の見積が実質10万円ちょっとでできてしまったそうです。一般手には補助額は50%ですが、販売価格が安かった為このような現象も起きてしまっているのが現実です。
子育てエコホーム支援事業の注意【リフォーム】
子育てエコホーム支援事業の注意点があります。
今回はリフォームで蓄電池を設置したい場合を想定してます。※新築は別になります。
子育てエコホーム支援事業の「リフォーム補助金」は下の①~⑧に該当するリフォーム工事が対象になっていますが、①~③のいずれかに該当するリフォーム工事を含んでいることが対象です。
必須工事
①開口部の断熱改修
②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
③エコ住宅設備の設置
任意工事
④子育て対応改修
⑤防災性向上改修
⑥バリアフリー改修
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入(7千円/契約)
蓄電池は③のエコ住宅設備の設置に該当するため蓄電池単体でも補助金はおりますが、それと組み合わせて他の工事をしても良さそうです!
使用できる蓄電池は事務局に登録された型番の製品を使用した工事のみが対象
蓄電池はどれでもいいのかというとそれは違います。
子育てエコホームにの事務局に登録されている型番の蓄電池を使用しなければ申請ができませんので注意が必要です。
補助金は子育てエコホーム支援事業 蓄電池のポイントおさらい
・子育てエコホームで蓄電池の補助金が1戸あたり¥64,000貰える。
・事業者登録した工務店などに工事を依頼しなければならない。
・蓄電池は型番登録してある製品のみがつかえる。
・補助金は2ヶ月~3ヶ月後ぐらいに支給されるが、契約代金に充当することもできる。
今後の蓄電池の補助金は増える?
現在は子育てエコホーム支援事業のみ補助金が出る事になってますが、今後はさらに別のところから補助金が出る可能性があります。
今後の国の動向に期待していきましょう。